人生のギャンブル

壮絶な半生

止まらない死への道の続きです。

(アイキャッチ画像は当時の私服)

自殺未遂当日

(2008年3月20日のmixi日記より抜粋、一部伏字に変更)

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今日はお天気悪ーい(´・ω・`)曇り
でもお出かけしてきましたんるんるん*゚

昨日は〇〇、今日は〇〇チューリップぴかぴか(新しい)

最近リップスライムがすきヽ(*´∀`*)ノハート

ぁ 今日 お兄ちゃん帰ってきまーするんるん
久しぶりん(*´∀`*)

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とても今夜死のうとする人間の日記だと思えないですが、精神薬の乱用でいつもおかしなテンションになっていました。

東京に住んでいる兄が北海道に帰省してくる日だったようです。

どんな時も気にかけてくれる優しい兄1が大好きでした。

 

0時になったら死ぬと決めているだけで、いつも通りの日常。

私が今夜死ぬことを知っている人は誰もいない。

邪魔をされてはここまでの準備が無駄になるから。

一人で決めて、一人で決行する。

 

決行

手持ちの薬で十分かどうか分からないから、念には念をと家族が寝静まったリビングに行きありったけの薬を自室に持ち帰ります。

風邪薬から精神薬まで様々な種類が集まりました。

ワンピースにカーディガンを羽織り、両耳にたくさん開いたピアスホールにお気に入りのピアスたちを通していった。

綺麗なままで死にたいの。

0:00ぴったりになると用意していた薬をいくらかまとめて飲み始めます。

誕生日おめでとうメールが来る中、生きる歓びを感じなくなった私は死に向かっている。

涙が出ることはなく、淡々と薬を飲み続ける。

吐いてしまったら困るから吐き気止めも一緒にね。

死ぬことは何も怖くない。

こんな世界を生きていたって明るい未来なんてない。

15年間、生きたけどもう疲れたよ。

十分に生きたから自分の手でもう終わりにするの。

 

全部で300錠以上の薬を飲み切ると、当時の親友Aとメル友だったノーパン(ハンネ)にメールを送った。

Aからすぐに電話が来て焦った様子で「死んじゃだめだよ!」と言われたけれど、時既に遅し。

「これで死ねなかったら、一生死ぬとか言わないから。人生のギャンブル。」

携帯を見ているうちに意識がなくなった。

 

兄1が昼食の時間を知らせに部屋に入ったけど寝ていると判断してそのまま時間が経過していく。

夕飯の時間に母が部屋に入り大量の薬の殻を見つけて救急車を呼んだそうです。

「死なないで!」

意識がない中、母の声が聞こえた気がしたけれど目を開けることすらできなかった。

約18時間意識を失っているところを救急車で搬送された。

橘 しおり

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投資家、YouTuber、司会、コンサルタント 北海道出身

プロフィール

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